AIIT:産業技術大学院 - 大学院入試編

こんにちはYukonです。

今年の2019年4月からAIITこと産業技術大学院大学の情報アーキテクチャ専攻の本科生として日々勉学に励んでおります。
今日は大学院入試について簡単に紹介します。
Kew Garden, London


入学試験の種類
大学院入試の方法はいくつか用意されていますが、通常は以下の3つのいずれかになるでしょう。

  • 一般入試
  • 社会人対象特別入試
  • 自己推薦入試

なお、特定出願要件を満たす場合応募できるのは以下の4つです。
1-3は面接のみ、4は社会人対象特別入試と同じくプレゼン試験です。

  1. 高専専攻科対象推薦入試 全国高専攻卒業見込み者
  2. 企業推薦入試 同大学院が指定する企業所属
  3. AIIT単位バンク いわゆる科目履修生で1科目から受講して単位を持ち越して本科生として入学する場合。
  4. キャリア再開支援入試

詳しくはこちら https://aiit.ac.jp/admission/

同期の社会人学生には社会人対象特別入試で入学してきた方が多いですが、一部科目履修生として昨年から在籍し途中本科生として入学する方法(上記3)で入学した方もいます。

社会人の方でならば、今までの業務経験を絡めてのプレゼン入試がおすすめです。プレゼンなんて社内でも一度もやったことないし、発表中に完全フリーズする自分という方は小論文になるでしょう。令和2年の入試も去年と同じテーマです。

テーマ:これまでの業務の中で特に思い出に残るものと今後の抱負
持ち時間:10分

ポイントとしては、事前に提出する自己推薦文と関連した内容でプレゼンテーションの内容を構成するということです。社会人が大学院に入学して何を学びたいのかそれはなぜか、入学してどうなりたいのかなどを今までの業務経験からピックアップして10枚のスライド、10分で話します。

難易度と合格率について令和元年の10月入学は試験日は7月、9月の2回。
令和2年の4月入学は7月、9月、11月、1月、2月 です。

私が受験した平成31年度の正確な数字は不明ですが、大学の教授たちの話から1.5倍程度のようです。上記のように入試は7月から5回に分けて実施されていますが、後半に行けば行くほど定員のキャパが埋まるため競争率が上がるとのことでした。よって、入学を検討している方は早めの受験をお勧めします。
他大学も検討している場合は、どこも同じようなスケジュールで学校説明会や入試を開催しているので、同じ時期に受験して進学先を決定、入学手続きとなります。
合格後入学意思確認は数週間と決められているので併願の場合は申し込み手続きの締め切りに要注意です

なお私は11月の受験しまして、当日の受験者数は15名ぐらいだったように記憶しています。合格発表時の受験番号の欠番は、社会人入試枠は2-3名でしたので社会人入試枠の合格率は11月で80%程度だったようです。定員50名に対して12-3名合格なら全体の25%ですからまんべんなく合格を出しているように見受けられます。しかしながら入試種類が複数あるためこのあたりから、この合格率80%はあくまでもプレゼン慣れしている社会人ということも起因していることでしょう。プレゼンが苦手な方は小論文での一般入試もあるのでそちらの受験も検討するとよいでしょう。

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