Iceland trip#1アイスランドへの誘い(いざない)

このところすっかりブログの更新も滞り気味だったのですが、ふと思い立って旅の備忘録をまとめようという気になりました。2018年5月に訪れたIceland中心の話ですので、IT Operation Guide情報は一切ありません。気楽に読んでもらえたらうれしいです。

Langjökull/ラング氷河 (intotheglacier tour参加)

ことのはじまり/Escape from a busy life


2017年後半から2018年前半の10カ月、私は今までの社会人人生で最も大きな山場を迎えていました。仕事へのやりがいを感じつつも、長距離疾走で完全にスタミナ切れ状態。次の仕事に取り掛かる前にエネルギーチャージが必要と感じていて、このProjectが終わったら、2週間の休暇を取ってどこか遠くへ逃避行すると同僚にいまわっていました。
しかしながら、旅とは慣れない土地でいつも以上に気を張っていることが多いもの。疲れ果てたその足で旅に出て、注意散漫のまま旅先でのトラブル被害に巻き込まれるリスクは極力回避したい、けれどとにかくどこか遠くへ行きたいという葛藤がありました。

そこで目的地の選定条件をこのようにしました。
ー英語が通じる
ー比較的治安が良いとされる場所
ー飛行時間7時間以上の場所(とにかく遠くに行きたい)
ースパ、温泉、プールなどがある

休暇予定の3週間前時点でその候補地はNew York/ニューヨークUzbekistan/ウズベキスタン、Iceland/アイスランド、でした。
ウズベキスタンは英語よりもロシア語のほうが優勢、しかしここはあの青の都サマルカンドとのどかなハイチャネ喫茶でのんびり暑さをしのぐのも悪くないなどと考えていました。

目的地決定の決め手


最終的には、Icelandに決定。
決め手は三つ、漫画、雑誌、友人との会話です。

旅の決め手1)漫画 「北北西に雲と行け」の世界に魅せられる


 本書では、
アイスランドの厳しい自然環境とその環境を受け入れ生活する人々。
晴れた青空が見えたかと思えば、その15分後には風速11mの突風と冷たい雨が大地にたたきつけられ、私たちの体温を一気に奪ってゆく。”まるで人間を歓迎していない”という表現に魅せられました。特に2巻では、主要な観光地の歴史が説明されていているばかりでなく、行ったことのある人にはまた訪れたくなる絵であふれています。
 実際、現地で車を走らせれば突然の深い霧に包まれ、前の車のテールランプも見えず、道路と大地との境界が分からない。かと思いきや、突然目の前の霧が晴れて、薄曇から柔らかな日の光が差し込み、天と地をつなぐ光のカーテンが現れる。現地の地図には妖精が記載されているというのもうなずけます。




旅の決め手2)ライフスタイルマガジンのノスタルジックな写真に魅了される


 2013年発売のBIRD Icelandを品川のエキナカ本屋で発見。この時アジア版も購入しました。
旅行ガイドから一歩踏み込んで、
Iceland人々の日常を切り取った写真、現地の人を追う写真家のどこか憂いのあるような画像、ノスタルジックな気分になれます。
ここで興味深い記事は、
人々の名前の由来と世界の羊毛の種類や柄の特徴です。

"…名前には「姓」がない。ラストネームは、父親のラストネームに男は「ソン」、女は「ドッティル」とつける。ビョークの本名はビョーク・グズムンズドッティル。愚図むんずの娘という意味だ。"

例えばTaro Tanakaの息子:Hajimeならハジメ・タナカソン。タナカの息子のハジメ。娘:Hanakoならハナコ・タナカドッティルってとこでしょうか。日本語名でもジワリとかっこよく見えるのは気のせいでしょうか。



旅の決め手3)友人のプレゼン(雑談)
 

それは、我がパートナーの同僚たちとタコ焼きパーティをやっているときのこと。次に行きたい場所という話題になった時に、ゲストの一人がIcelandBlue Lagoonを候補に上げました。その方のプレゼンが、きめの一手と言っていいでしょう。話しているうちに、まさに忙しい都会ライフからのEscape先としてこれほどふさわしい場所はないという気分になりました。

早速、帰宅後にIcelandへの旅の計画を立て始めました。

次はIcelandへの旅、準備編です。Iceland trip #2 現地の気候、服装などを紹介します。

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